ゆっくり落ちる点滴には理由がある

聞くとなるほど!と思っちゃうトリビア【こちら】わたしも語りたくなたので、点滴のお話しをしておきますね。

点滴とは正式には点滴静脈注射と言います。パックに入っている吊るされた薬剤を少しずつ静脈に刺した針から投与することを言います。薬液が少量の場合は注射を使いますが、薬液が多くなると点滴になります。時間をかけてゆっくり投与するので、血中の薬液濃度が急激に上昇することがありません。そのため、副作用を回避できるのです。持続的に投与するので、血中の濃度を維持できます。

点滴のパックが吊るされているのは、血圧があるからで、血圧より高い圧力をかけなければ薬液が体内に入っていきません。点滴の注射針にはいくつか種類があるようです。点滴の状況によって針が変わるようです。点滴を希望する患者は多いと聞きます。風邪で午前中会社を休んで病院に行った人が点滴を打って午後に出社してきたという話も聞きます。点滴の中味はビタミン剤や水分などのようです。栄養補給と水分補給ができます。点滴では輸血もできます。輸血も輸血パックから少しずつ血液を体内に入れます。

輸血には通常は他人から採っておいた血液を点滴投与します。ですが、感染症を防ぐために自分の血をあらかじめ採っておいて、それを使う自己血輸血というのもあるようです。口から食事を取れない人が点滴で生活になることもあります。食事を採れなければ痩せてしまいそうですが、患者に必要なカロリーや栄養素が入った点滴もあるようです。口から食事を摂れなくても点滴があるので安心なのです。点滴はいろいろな役割を持っています。